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今回は、前回お伝えした「異性にほめられてうれしいポイント」を踏まえ、
異性が喜ぶほめ方についてお伝えしていきたいと思います。
目次
ちょっとここであなたの幼少時代に想いをはせてみましょう。
幼いあなたは、お父さんお母さんにほめられて有頂天になっています。
そんなとき、何と言ってほめられていましたか?
男性は……「○○君はえらいわね~、男らしいわね~」
と言われることが多かったでしょう。
女性は……「○○ちゃんはかわいいわね~」
と言われることが多かったのではないでしょうか。
男の子が「男らしさ」を幼少時から求められていたのに対し、
女の子は幼いときから「容姿」で語られがちだったハズです。
ここらへんが、誉めるときの妥当なラインですから。
深く考えないオトナの言うセリフなんて、こんなもん。
このようなシチュエーションで気の利いたほめ言葉がさらっとでるほど、
気転が利くオトナというのも少ないものです。
「容姿」の優劣というのは相対的なものです。
天使のような幼い女の子の心の中にも
「あの子は私よりかわいいけど、あっちの子には勝ってる!」といった
ごく冷静な計算が働いているのです。
このあたりは、多くの大人の女性がカミングアウトしています。
女は「生まれたときから女」ってヤツです。
つまり。女性にとって自分の容姿の評価、などと言うものは、
改めて男性に指摘してもらうまでもなく分かっている、ということなのです。
そんなベースがありながら、でもやはり、男性には容姿を誉めてもらいたい。
この回答に、どうやらカギがありそうです。
男女を問わず、恋人から求めるものはやはり「愛情」です。
それがなければ2人の関係は始まりません。
とすれば、相手に求めるほめ言葉は、やはり「愛情」の証であってほしいのです。
そして「愛情」のひとつの形が、相手に関心を持つこと、言い換えれば「相手をよく見る」ことです。
女性にとって「ここにはちょっと自信があるのよね」というポイントは、幼い頃からのクールな自己分析の積み重ねで、それはそれは詳細なリストとして完成されています。
ですから、男性がどれだけ自分のことを見てくれているかを確認する作業として
「容姿をほめられるが大事」と思っているんです。
「ほめられると嬉しい」というより「ほめてくれなきゃ安心できない」が、
その本音に近いようなのです。
女性の容姿をほめただけでは何も始まらない。
そこは基本で、さらに踏み込んで内面をほめることで、
ライバルに初めて差を付けられるんです。
照れくさくてほめられない、とか言ってる場合じゃないんです。
ところで男性は、女性ほど自分のことを客観的に考えてはいません。
思いがけず女性にほめられたりすると
「へぇ~、オレってそんないいところがあったんだ!」と発見するのです。単純ですから。
ですから、男性のちょっとした部分をほめることで、
いい意味で図に乗せることができます。
もしかすると、これが「内助の功」などと昔から言われている、
女性だけが持つ力の正体なのかもしれません。
男性へ:女性がほめられたいのは確認作業。
「きれい、かわいい」とほめて当然、その先をほめろ!
女性へ:客観評価で男心をくすぐれ!
思い掛けないほめ言葉こそが、男性を成長させるパワーになる!