都内の企業で総合職として働いています。31歳女性です。
世の中ではアラサーと言われ、結婚を考えるべき年齢といわれていますが、
仕事も充実していますし、遊びの面でも友達と話題のレストランに通ったり、
ひとりで海外旅行ができるくらいに楽しんでいて、
「婚活」と言われても全然ピンときません。
でも、先日40代の先輩女性と食事した時に、
「○○ちゃんも31歳か~。女は30過ぎると結婚できないからね」
と脅されてしまいました。
先輩はオシャレで素敵な、いかにも大人の女性という感じの人です。
若い時にはきっとモテまくったはずですが、40代半ばになった今も独身で、
この先も一人で生きていくためにマンションも購入されています。
そんな先輩も、30代半ばになるころには結婚も考えたそうですが、
20代のころと比べると、仕事や自由さ、相手に求めるものなど、
守りたいものや譲れないものが増えすぎてしまったんだとか…。
私はもう31歳。確かに仕事に遊びに守りたいものがたくさんあります。
私くらいの年齢だと男性も続々と結婚しはじめますから、対象者も減っていく一方…。
でも、いずれは結婚したいと思っているんです。
先輩の言うように、30歳を過ぎると、やっぱりなかなか結婚できないんでしょうか。
でも、30代でも40代でも結婚できる人っていますよね?
結婚できる人とできない人ってどう違うんでしょうか?教えてください。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
条件の高さ、プライドの高さには注意しましょう
「もっと意識や考え方を変えれば、良いご縁ができそうなのに・・・」と思うことがあります。
20代とは違って、30代、40代になると、
自分にお金をかけられる余裕ができ、生活を楽しんだり自分磨きができたりするため、
男性を見る目が厳しくなる傾向はあるのではないでしょうか。
年収や職業的な地位だけでなく、自分よりも「下」と感じた人は、結婚相手として対象外。
ちょっとした癖なども気に入らなければ、結婚相手として対象外。
・・・そんなプライドの高さや、相手に求める条件の高さで相手を選別して、
「いい人がいない」とこぼしているケースはあります。
また30代男性になると、
外見的な要素だけでなく、女性としての品、性格、内面までをみていることは多いです。
独りよがりで、他人への気遣いができなかったり、自分の考えを譲らないタイプの女性などは、
「結婚すると大変そう」と思われがちです。
プライドの高い女性は、自分も相手から結婚相手として選別されていることに気づけていないこともあります。
そして、「結婚はいつかしたいけれど、今ではない」と、
結婚相手を探すことに消極的、受け身でいる方もまた、
チャンスを自ら逃しているように感じます。
「30代は過ぎるのが早い」とはよく聞く言葉です。
充実した独身を楽しんでいたら、
あっという間に40代へ突入してしまったというケースは多いと思います。
意外に、親に無理やりさせられたお見合いで出会った方が、
写真ではわからなかった魅力、つまり人柄や雰囲気が良いことがわかり、
お付き合いや結婚へ繋がったというケースも、たくさん現実にはあるのです。
良いご縁は、どこにあるかわかりません。
結婚するつもりがあるなら、「乗り気ではない」「今ではない」とか言っていないで、
動いていこうとする気持ちは大事だと思いますよ。
ですから、
*プライドが高く、理想が高すぎる。ゆえに男性をみる目が厳しい
*結婚相手として、男性に求められる要素が足りない
*消極的で、待っているタイプ
・・というような女性は、結婚に縁遠くなってしまう傾向があるのではないでしょうか?
人には完璧な人はいません。
あなたもまた、完璧ではありません。
理想が高すぎたり、こだわりがありすぎたり、結婚の条件が多すぎたりして、
いいご縁を逃してしまうことがないように、
あなたにちょうどいい相手を見つけようという意識を持つことが大事です。
結婚相手に求める条件を絞り込んで、相手をみることが必要なこともあります。
また、
「こういうマイナス点はあるけれど、
それよりもあんな良さがあるから、マイナスが気にならない」
・・・という考え方ができると、人を見る目が違ってきます。
男性の美点、長所をみつけて、自分とやっていけるだろうかと考えらえる心の持ち方。
そういうことも、大事なのだろうと感じます。
結婚は、二人で支え合える関係を作れると、幸せを感じられることが多くなります。
思いやりをかけあえると、信頼が生まれ、あたたかい家庭が築かれていけるでしょう。
「人を大切にできる人かどうか」は、30代、40代男性には求められる要素かもしれません。
自分自身が求められる女性になっていく努力も、忘れないでいきましょう。
参考にしてみてください。