自分が好きになった人にはフラれてしまうのは何故？

まず「女は愛する人より愛してくれる人といた方が幸せ」かどうか、ですが、これはケース・バイ・ケースではないかしら。自分が相手のために一生懸命尽くすことに幸せを感じる人もいるし、いろいろ相手にやってもらう方が好きという人もいる。
同じことをしても、自分が愛する人といると楽しいのに、愛してくれるけれど、自分では大して何とも感じてない人といるとさほどうれしくないこともある。
もしかしたら愛される方が幸せと思うのは、相手に対して少し優位に立つのが好きなのかもしれないし、あるいは受け身でいるラクチンさが好きなのかも。
愛する方が幸せと思うのは、自分がコントロールしているという充足感があるからかもしれないし。
ということで、あまりこういう一般論には左右されなくていいと思います。

問題なのは、いつも同じパターンを繰り返しているとご自分で思っていることですね。
このパターンを自分なりにもう少し詳しく見てみませんか？
自分から好きになる人の共通点は何でしょう？　
自分がアプローチした人には彼女ができたり、他に意中の人がいるということから推測すると、あなたは自分にそれほど興味を持たない人を振り向かせることが好きなのかしら？　
もしそうだとしたら、相手からアプローチされた場合、面白くないですよね。
だって自分がゲットしたという達成感が得られないから。まずは自分のアプローチしたくなる人の傾向なり共通点なりを分析してみましょう。ついでにアプローチされた人たちの共通点があれば、それも見てみましょう。
相手を知るためではなく、あなた自身の傾向を見るため、です。

あなたの男性の好みは簡単には変わらないと思います。
でも、今までの自分のパターンを分析して、なぜいつも悲しい思いに終わるのかを見てみると、何か変わり始めるかもしれません。ただし、中には悲しい思いをすることが実は好き、という人もいるんですね。あなたがそうだとは決めつけるわけではありませんが、失恋する時の強い刺激に中毒しているケースもある。
悲劇のヒロイン気分が味わえるわけですから。
もしかするとうまくいっている恋人同士のつきあいよりも刺激的かもしれない！

幸せな恋人関係ってあなたにとってはどんなものなんでしょう？
想像をたくましくして、具体的にイメージしてみませんか？　
まずは自分が何をしている時に幸せなのか、その時の気分を思い出してみる。
いくつかあるかもしれません。誰かを自分から好きになる時、そういう気分になるのでしょうか？　
それともその人とならそういう気分になれると想像してアプローチするのでしょうか？　

あとね、最後になりますが「もう悲しい思いはしたくありません」とおっしゃる気持ちはよくわかります。でもね、こうも思いませんか？恋愛って悲しさがつきものだって。
恋愛するといつもより感情の幅がうんと拡がる。
喜びも悲しみもぐんと大きくなります。それが恋愛の醍醐味でもあるし、だから恋愛を恐れる人もいるわけです。悲しい思いを避けたいがために、もしかしたら恋愛を避けようとする気持ちがどこかあなたの中で働いているかもしれません。
自分からアプローチする人は他の女性のもとへいき、あなたにアプローチする人とは別れてしまう。
これはもしかしたら、あなたが本当は恋愛をしたくないから、いや、恋愛にともなう悲しさなどの感情のゆれを恐れているからかも・・・？あくまでこれは私の想像です。
でも、これを読んでふと思うところがあったら、自分の胸に手を当ててよく考えてみてください。