こんにちは、相談お願いいたします。
恋に傷つき、恋をしたり、人に心を開いても最後は傷つきが待っていると思うようになりました。
結局は傷ついて終わるシビアな現実を体験し、恋をすることも心を開くこともしないほうがいい。
して苦しむのは自業自得と思うようになりました。もう結婚なんてできなくたっていい、2度と恋もしない、人に心を開かないって思っています。
自分ひとりで生きていくことを考えていこうと思っています。
(私のことを好きになってくれる人はいますが、私にその気がなく、私が好きになった人(ここ2年で2人)は事情で成就しませんでした)
私の考えにアドバイスなどありましたらお願いいたします。
できれば冨田香里先生お願いいたします。
追伸
失恋してやけ食いするのは止めたほうがいいですか?普段はやけ食いとかしないので、失恋した時だけは構わないでしょうか?
それではお願いいたします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
深く傷ついて、まだその傷が癒えていないから、もう恋なんてこりごりと思っているのかな。
恋愛すると心を開くから、よけいに傷つきやすくなる。
でも、だからこそ強くもなれるし、成長もする。
よく言われることですよね。でも、そんなことわざわざしたくないと思うなら、 極端な例をあげると出家するなどして、生涯独身の人生を選ぶこともできます。
それはそれで尊敬すべき決断だと私は思います。
あとね、どういう生き方をするか、したいかというのは、 本人の好みとか人生観の反映なので、まわりがどうこういっても本人が納得しなければ意味がないとも思って います。
私の叔母ふたりは60歳すぎですが、ずっと結婚したくないと言い続け、独身を貫いています。
この年代で一度も結婚しないのは珍しいと思いますが、 本人たちはそれなりに楽しそうに生活しているの。
彼女たちを間近に見て育った私は「ずっとひとりでいるのもいいなあ」と、 小さい頃から何となく思っていました。
もちろん、ひとりで生きていこうと決意しなくてもひとりになってしまうこともありますよね。
結婚したくても相手がいなかったり、結婚しても離婚してしまったり、配偶者が亡くなってしまったり。
逆に独身を貫こうと修道院に入った女性が、 修道士と激しい恋におち修道院を出て結婚した、という話も聞いたことがあります。
ほーんとに、いろいろなんですね、恋愛とか結婚って。
自分の思い通りにいくこともあれば、いかないこともある。
なんでこんなことを書いたかというと、 ご相談内容を読んで、思い詰めた感じを受けたので、 まずは少し肩の力を抜いた方がいいんじゃないかなと思ったからなんです。
結婚とか、これからの出会いとか、完全に自分でコントロールできるものじゃない。
本人の努力もあるけれど、運とかご縁とかいったものも大きいと思います。
今は、そういうことを全部忘れて、疲れている自分に必要なことをしてあげましょうよ。
もしかしたらマッサージを受けることかもしれないし、 新しい勉強を始めることかもしれないし、旅行に行くことかもしれない。
はたまた仕事の量を減らすとか、友達にグチを言うとか。
もしかして、まわりが結婚しろとうるさいんですか?
そうでなければ、別に結婚するかどうか、今決めなくてもいいでしょう?
もしまわりがうるさかったとしても、あなたの人生はあなたのものなんだから、 自分のペースで生きていけばいい、と少し開き直りましょう。
少し元気がでてきたら、また考えや視点も変わるかもしれません。
まずは、何か楽しいこと、ほっとすること、あるいは無我夢中になれることを探してみませんか?
あとね、失恋してやけ食いするのはやめた方がいいか、という質問ですが、 まっとうな答えは「やめた方がいい」でしょう。
ただ、やめろと言われてやめられればこんなに楽なことはないですよね。
失恋って、すごく悲しいし、悔しいし、情けないし、 でも愛しいし、忘れられないと、いろんな感情がぐちゃぐちゃになってはけ口を求める。
だから、人によってやけ食いしたり、 浴びるほどお酒飲んだり、山ほど買い物したり、いろいろするんでしょうね。
だったら、気の済むまでやればいい、と私は個人的に思います。
それが長引いて依存症になるほどだったら専門家に見てもらうなど、 「治療」を考えなくちゃいけないけれど、一時的な爆発なら、 すっきりしてまた出直そう、という気持ちになる助けになるかも。
自分の気持ちの立て直しになると考えたら、 失恋後のやけ食いくらい、大目にみようよ、と私は思うんですが、どうでしょう?