10歳年上の彼氏からプロポーズを受け、夏には結婚予定です。
周りから見れば一番幸せな時期に見えるかもしれませんが、 実は今とても悩んでいるのです。
最近、彼氏と一緒にいても彼氏の嫌な所にばかり目が行くようになりました。 とても優しい彼なのですが、彼氏の家に遊びに行っても古い物が山積みで 整理整頓はできない、それを片付けようと何でもすぐ捨てる私にケチをつける、 服のセンスなんてまるでなし。
離れていたら「会いたいな」と思うのですが、 一緒にいるとイライラばかりが募ります。
こんな彼と生活をともにすることができるのか、真剣に悩んでいます。 もちろん100%自分に合う人なんていないことは承知しています。
でも、私は新婚生活に夢を持ちたい。 一方で、彼氏の今の生活態度からは夢のカケラも感じられない。
こんなままで大丈夫なのでしょうか。
結婚にあたって、世の中の男なんて皆そんなもの、 と変に納得させようとする自分がいます。
でも、結婚ってそんなものでしょうか。
「この人と今すぐにでも一緒になりたい!」 というような熱い思いでするものではないのでしょうか。
服のセンスがないことや、年齢差からくる会話のすれ違いは最初からわかって いたことですが、今になってすべてが嫌に思えてきました。
友達からは今頃そんなことを言うなんて彼氏に対して残酷すぎると言われましたし、 確かにそうだと思います。
もしこれが「マリッジブルー」というものであればそれで納得できるのですが、 マリッジブルーがどういうものかもわからないので、 どうすればいいのか辛い状況です。
そんな時、幸か不幸か別の男性のことが気になり始め、その彼から告白されました。
その彼には状況を説明しましたが、「婚約者とは別れて自分と付き合って欲しい。 幸せにするから。」ということでした。彼とは年齢も近く、 理想の人なのですが、2年も一緒にいた今の彼氏のような安心感は感じられません。
年齢が近いゆえ、子供だなと思うこともあります。 いっそのこと、今の彼氏とは別れてその人と付き合った方が幸せなのか、 それとも今の彼氏と結婚した方が幸せなのか、 自分でも答えが見つからず闇の中を歩くような苦しい日々を送っています。
ばかげた質問かもしれませんが、どうか私の目を覚ますご回答をください。
よろしくお願いいたします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
考えすぎると思いつかないことも、感じると思いつくということがあるからで、同じことをあなたにもお勧めしたいと思います。
今は、「本当にこの人でいいのかしら?」と将来への不安がいっぱいで、彼との結婚をマイナスに、マイナスに考えすぎているような気がします。
でも、「結婚しよう」と決め、「彼に会いたいな」と思う気持ちにウソはなく、そういうところでは彼の良さは十分に感じていらっしゃるんだと思うのです。
では、彼といると「心地良いと思うのは、どういうところなのでしょう?」、ここで、思い出してください。
その上で、今度は、新しい彼がいらっしゃるようですから、その方といて「安心感がもてないのは、どういうところなのでしょう?」よーく、自分に聞いてみましょう。
大事なことは、相手の気持ちや言葉に振り回されるのではなく、ご自身の気持ちを真剣に見つめることです。
そして、その上で最終的にどうするのかを決めるのはあなた自身です。
もう一つ申し上げたいのは、今まで30年、40年と別々に生きてきたわけですから、全く100%感じ方や考え方が同じ人なんているわけがなく、違っていて当たり前だということです。
それはお互い様で、相手を否定することから入るのではなく、違いを認めた上で、これからどう生活を積み上げてくかです。
逆に言えば、彼の気に入らないところは、あなたがリードして直していけばいいわけです。
そのためには、あなたが望んでいる生活スタイルをちゃんと彼にえることが大事で、一人で思い悩まないで彼と話し合ってみましょう。
彼も40年培ってきたものをいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、少しずつ直すことはできるんじゃないでしょうか。
結婚を誓うということはそういうことで、結婚は、これまでの生活を二人で新しく作り直すいい機会でもあるのです。
それにしても、新しい結婚生活に向けて夢が膨らみワクワクしてもよい時期に、これだけ醒めていて不安だということは、単に「マリッジブルー」というような問題ではなく、あなたにとって彼との結婚は時期尚早なのかもしれません。
どちらにしても、これは彼の問題ではなく、あなた自身の気持ちの問題ですから、後々後悔しないためにも、自分の本当の気持ちをしっかり見つめ直していただきたいですね。