近々、結婚する29才です。彼氏に関して何も不満はありません。
今回、相談したのは彼氏のことではなく、元彼のことについてです。
元彼とよりを戻したいというのではなく、元彼に振られた時に言われた言葉が未だに私の心を傷つけているため、相談させていただきました。
振られた言葉によって、私はうつ病になりました。
元彼に、「おまえは金使いがあらい」とか「女として低い」等を言われました。
周りの友人たちは新しい女ができたから、別れる口実でひどい事を言ったんだと言われます。
確かに、彼はお酒で酔い、その女性と肉体関係になってしまいました。
女性が職場の同期だったので、社会的な立場を気にする彼は、私と別れるためにひどい事を言ったのかもしれません。
そう考えるようにはしているんですが、未だに思い出すと軽いうつ状態になってしまいます。
ひどいことを言った元彼の気持ちが未だに分かりません。
早くこの曇った気持ちを晴れやかにして、悩みのない毎日を過ごしたいと思っています。
お願いします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
今度結婚なさるんでしょ?元彼がいうようにあなたがひどい女だったら、今の彼氏が結婚しようと思うわけないでしょ?
あなたはすてきな女性なんです。
さて、「金使いが荒い」とか「女として低い」ってすごく抽象的な言葉ですよね。
1回にいくら使うと金使いが荒い、ということになるんでしょうか?
また女として低いって、どういうこと?
ご相談内容に書いてあることだけから判断すると、たしかにひどい言葉だけれど、あんまり意味がない言葉でもあるような気がしました。
酔った勢いで女性と肉体関係を持ち、その女性が同期だったからあなたと別れるためにひどいことを彼がいった、とありますが、これは「男として低い」ということになるんじゃないかなあ、と私は勝手に思いました。
あのね、人に言う悪口って、いった本人が気にしてることだったりするのよね。
お金のことが気になってしょうがない人は、相手のお金の使い方に文句いいたくなるだろうし、自分の外見ばかり気にする人は、人の外見も気になる。
私が去年別れた恋人が私に投げかけた罵詈雑言をふと思い出しました。
共通の友人から話を聞くと、どうやら、彼は私にいったことを自分でしていたのね。
自分が実はいやだと思っている自分の側面を、相手に見てしまうことはよくあります。
心理学で「投影」というんだけど、自分の中にあることが相手に映し出されてしまうのね。
彼もそうかもしれませんよ。
とくに元彼の場合は、どうやら別れの原因は彼の浮気にあるようなので、彼の罪悪感があなたへのひどい言葉としてでてきたのかもしれない。
つまりあなたがひどい女だと自分に言い聞かせることで、彼は自分の罪悪感から逃れようとしたわけです。
うつ状態になるほど悩んだのなら、もしかしたら、ご相談内容に書いてある以上のことが起こっていたのかもしれません。
ここに書かれている以上のことは私にはわかりかねますが、今お話した「投影」という考え方も視点のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょう?
つまり元彼がいった言葉は、実は彼が自分について考えていたことの裏返しだととらえなおしてみてはどうでしょうか?
思い当たるフシはありませんか?
「なーんだ、元彼ってば自分のこといってたのね」と思うかもしれませんよ。
いずれにしろ、近々のご結婚、おめでとうございます!昔の男のことなんかさっさと忘れて、幸せな生活を送られますようお祈りいたします!