3歳年下の彼とつきあって7年になります。
お互いに30を過ぎたし、そろそろ・・・と思っていた矢先に「思い出の旅館に一緒に行こう」と誘われました。
二人が付き合い始める前に、仲間たちと遊びに行って泊まった旅館です。
そのときは、まだ付き合いは始まっていなかったので、思い出の旅館にカップルで行けるというのは、とても嬉しい提案でした。
そして、もちろん、「ひょっとして、プロポーズされるかも?」という期待もありました。
そして旅行の当日、期待どおりのことが起きました。
ロマンチックな夜でした。
ハッピーでした。ところが!帰ってくる道すがら、彼は何度も「宿代、清算しなくちゃね」と繰り返し言うのです。
考えてみれば、これまでの付き合いの中では、私が年上ということもあって、できるだけワリカンにしようと努めてきました。でも、年下とは言え「男の子」だから、ひょっとして自分のほうが少しだけ多く払いたいかも?
と思ったりもして、まったくの半額よりは、少しこちらが少なめにしてみたり・・・、時には食事代を相手に全額払わせて、その後で、お酒代を私が全額負担したり、と、いろいろと工夫をしてきたのです。
そんななか、時々、彼が思いのほかワリカンを喜んでいるように見える瞬間があり、内心複雑でした。
もちろん払うのが嫌、というわけではないのですが、なんとなく気持ちがさびしいのです。
そんな思いが積み重なっていた矢先、ロマンチックなプロポーズ旅行で「宿代清算」の話を持ち出され、私はついに切れてしまいました。
そしてこれまで積み重なっていた思いをぶちまけてしまいました。彼は「だって君が払うと言ったから」と私に主導権があったようなことを言います。
その言い訳が、ますます情けなく感じられて、今では、このまま結婚という方向に向かうことに疑問を感じています。金銭感覚が近い、ということは結婚にとって、わりあい大事な条件であるように思います。
相手の金銭感覚に愛情や思いやりが感じられず、別れを意識する私は、おかしいのでしょうか?
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
年下の彼は自己主張をしない分、経済的には頑張らないという面があるのは当然で、ある種バーターだと思うからです。
これが年上の彼だったら、「経済的に自分が頑張らなくては」と思ってくれるかもしれませんが、一方ではあなたに対して支配的な強い立場になってしまうかもしれません。
女性が年下の男性を選ぶのは、「あまり文句を言わず、自分がリーダーシップを取れるので管理しやすい」というような理由であることがよくあります。
自分では気づいていないかもしれませんが、あなたの場合も恐らくそうで、だから、そういう目に遭うのです。
少しきつい言い方をすると、自分でそういう相手を選んでいるのですから、ずーっと割り勘人生を歩んでいくしかないのです。
男性に仕切られるのはイヤだけれど経済的には頑張ってほしいと、都合のいいところだけ欲しがっても、それは虫のいい話です。
もし、それがイヤなら、男性を選ぶ基準を変えるしかないでしょう。
割り勘でやっていく結婚もあって、フィフティフィフティでやっている夫婦だっていっぱいいます。
それは不幸とかヒドイということではありません。
それでも、割り勘がどうしてもガマンできないのなら、これは男性の選び方を変える良い機会だと思います。