はっきり言って彼女いない歴33年です。その原因として考えられるのは、16歳のころ脊髄の病気の後遺症でスポーツが何もできない体になってしまい、それ以降、夏になっても海やプールで泳ぐことも無く、冬になってもスキーをやることもありません。仕事仲間や友人はやる人が多いのに。また、職場に野球のチームもありますが、やはり所属していません。相手(異性)からみても多分、このようにスポーツもろくにできないひ弱な者には目向きもしたくないのだと思います。
このような人間でも結婚相手が見つかったという例はあるものでしょうか?
スポーツができないかわりに楽器演奏の趣味をもっています。車の運転もできマイカーももっています。また、社会人になって10年以上経っていることもあるので、自分ではいつかきっとみつかると信じてきましたが、それはもしかしたら無謀なことなのか?夢物語なのか?とい う不安感が年を重ねるごとに襲ってきています。
ご教示下さいます様おねがいします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
では、わたしの周りの男性のことを考えてみます。いっしょに仕事をしている男性の編集者さんは運動音痴そうな人が多いです(ごめんなさい)。実際、「ねえ、スポーツしてる?」と聞いてみると、「しないですね。見るからに、しなさそうでしょ? 男っていうのは運動ができないと子どものころつらいんですよ。大人になったら楽になりましたねえ」という人もいました。夏になると、「海がキライだ。夏がにくい」といい、冬になると、「スキーだのスノーボードに行くやつの気がしれない」という人もいます(わたしも大きく同意してますけど)。
上手に冗談や皮肉をいうセンスはあるんだけどスポーツは苦手で、読書や映画鑑賞、楽器の演奏が好き、そんなタイプの男性がわたしの周りにはたくさんいます。そして、ほとんどの人は結婚していますよ。
彼らについて思うのは、「こういう男性の『よさ』っていうのは、若いときにはわかりにくいかも」ということです。わたしも含めてですけ ど、若いときの女の子ってどうしても、男性に「行動力」だとか「頼れるところ」を期待しちゃう部分があります。けれど、男性だって弱かったり情けなかったりする部分があるんだ、とわかってくると、女性もだんだんと「男を見るポイント」が変わってくるのです。わたしはスポーツができなくても、楽器が演奏できる男性をステキだと思うし(むしろ楽器ができるほうがカッコいいと思うくらい)、運転免許も車も持っていないので、それを持っている人にもあこがれます。
けっきょく、大切なのは自分の心のもちようではないかしら。どんなに容姿が美しくても、スポーツができても、たくさんのモノを持っていても、気持ちがどんよりしていたり傲慢だったりする人には、わたしは近づきませんもの。「どうして彼女ができない?」と不安な気持ちはとてもよくわかるけど、不安が前面に出てしまうと近寄りがたい人になってしまいます。不安やさみしさを「悩みやねたみ」にせず、他の人の不安や悲しみを理解するやさしさにできる。文章から拝見するに、あなたはそれができる男性に思えます。だから大丈夫、きっとあなたの「よさ」をわかってくれる女性がいるはずです。
人が恋愛するとき、結婚する時期に「平均年齢」なんていうものはないのです。あなたの恋愛シーズンがまだ到来していないだけなんですよ。
でも、ひとつだけ、早く恋人をみつけるコツをあげてみますと、年下の若くてキャピキャピした女の子よりも、同年代の落ち着いたしっかりした女性に目を向けたほうが近道という気はします。がんばって!