聞いてください。
大学時代より、付き合ってきた6年越しの彼がいました。
好きで好きで、何度もぶつかって喧嘩しながら、遠距離も喧嘩も二人で乗り越えてきました。
彼がずっと一緒にいたい、結婚しようと打ち明けてくれたとき、私は泣いて泣いて喜びました。
でもその後、彼の大切な親友、家族と不幸が続いてしまい、 そのショックで結婚どころではない、仕事も家族のことも一人で考えたい、と言われ、 会ってもお互い、議論、涙の繰り返しで辛くて辛くて、距離を置く決意をしました。
彼は転勤になり、離れ離れになって今、私は一年半仕事に打ち込みながらなんとか涙を流す日 も減って行きました。
最近、彼を忘れるまで待ってもいい、 結婚を考えて付き合いたいという人に会うことが出来ました。
彼はいつも楽しくしてくれるし、一緒にいると前の彼を忘れさせてくれます。
子供が大好きな人で経済的にも安定しているし、親も彼のことを気に入ってくれています。
前の彼を思いながらも今の彼と結婚を考え始めました。
でも、今になって前の彼が電話をくれたんです。
一年半声を聞いてなかったにもかかわらず道端で人目もはばからず泣いてしまいました。
大事な人を失って、今になって私の大切さがわかったから一緒にいたい、 今更おそいかもしれないけれどこれから一緒にいてほしい。とのことでした。
今の彼が好きですし、優しい人で傷つけたくないです。
親も含め友達は前の彼を早く忘れて、今の人と幸せになりなよと言ってくれます。
前の彼から連絡があるたびに、涙が出て会いたいと思うんです。
今の彼にも悪いし、どちらかを選ぶべきなんですが今幸せだったので 私の感情だけでこの幸せより前の彼との将来を取るとしても、 また前の彼が何か辛いことがあって私を避けるようなことがあれば、 もうあのような思いをすることは避けたいんです。
やはり、感情的には前の彼が6年ともに暮らしてきたこともあって 前の彼への感情がとても強いです。
でも、今の彼との生活は幸せです。
偽善的かもしれませんがどちらも愛していてどちらも傷つけたくないんです。
優柔不断だとか、どうかどのようなことでもいいのでアドバイスお願いします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
たしかに親御さんやお友達がおっしゃるように、 今の彼の方がより確実に安定した結婚生活が送れそうですよね。
子供好きで、経済的にも安定して、ご両親も気に入っている・・・。
でも、1年半たっても電話がきただけで泣いてしまう前の彼って、 いったいあなたの何なんでしょうね?それほど深いところまであなたと彼には絆ができていたんでしょう。
前の彼に不幸が続いた時、あなたを避けたことがトラウマになっているんですね。
それも理解できます。
同時に、親友と家族立て続けに失った彼のショックも理解できます。
普通ではない状態ですもの。ある種のうつ状態になったとしても、仕方ありません。
またそういう時に結婚しても、なかなかうまくいきにくいと思います。
彼の中で整理しなければならないことが多すぎて、あなたとの生活という新しい、 いわばプロジェクトに乗り出すエネルギーはなかったでしょうから。
となるとね、今の彼も、前の彼と同じような不幸が続いたら、 もしかしたら同じようになるかもしれませんよって、脅してますけれど!(笑) それほど普通でない状態を前の彼は通過してきたんだと思います。
そのあたりは、あなたも考慮してあげてもいいと思います。
ただ、人の本性って、何か大きなことがあった時にむき出しになると思いません? 何事もない平常な状態で、いい人でいるのは簡単です。
大きなことがあった時に、どうなるか、が大切なのよね。
そして、結婚してふたりの生活を築いていくのは、 それこそ波風をこれからたくさん受ける覚悟がいることではないかしら? つまり大きなことがたくさん待ち受けているってこと。
6年つきあった月日の長さが、前の彼へのあなたの感情の強さに比例していると思います。
つまり、今の彼への感情的な「つながりの弱さ」とでもいうものは、おつきあいの月日の浅さでもある、 と考えられませんか?
結婚するということは、過去の延長ではなくて、 これからふたりで新しい生活を作り上げていくということ。
いいことばかりではありません。たくさん大変なことがでてくる。
その大変さを、ふたりで乗り切れそうなのは、どちらの彼でしょうか?
過去への思いを断ち切るのは楽なことではありません。 もしかしたら、楽しかった、あの日々がまた戻ってくるかもしれないと思うのも当然でしょう。
でも、大変なこともまたあるかもしれない。その時の彼の状態を、あなたはすでに知っているのね。
今の彼はどうなるでしょうね?
打算的かもしれないけれど、生活していくって考えると、 相手や自分を見る角度が少しかわると思いませんか? 今までとちょっと違う視点で自分と相手それぞれを見つめてみましょう。
「愛している」と言葉でいうのは簡単ですが、それはどういう意味なんでしょう?
相手に傷つけられても、それでもあなたはまだ相手を思いやり、 相手のために何かをし続けることができるということ?それとも・・・・??
しっかりした方のようですので、時間がかかるとは思いますが、じっくり見てみてください。
自分のことも、それぞれの相手のことも。すると答えは見えてくると思いますよ。
今焦って答えを見つけなくてもいいでしょ?答えが浮かんでくるまで待つのはつらいことだけれど、 そのつらさに負けないでくださいね。