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「いきなり結婚族」が交際0日婚でも大丈夫な5つの理由!

アモーレの恋愛心理学研究所 結婚

2016年度秋のTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に登場する「交際0日婚」に、胸をザワザワさせている人。
NHKのクローズアップ現代プラスでとりあげられ、「いきなり結婚族」として特集されるなど社会現象になりました。
交際0日でいきなり結婚しても本当に大丈夫?って心配する声が多い中、意外に幸せになれちゃう5つの理由とは?

「いきなり結婚族」は珍しくない?

ハーイ!寂しがり屋の子ウサギちゃんたち、みんなイイ恋してる?
恋のビタミン恋愛心理学研究所・所長のアモーレさんよ。
今回はTBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で話題沸騰中の「交際0日婚」についてアモーレさん調べで分析した結果、「あれ?これ意外と正解なんじゃない?」って結論に達したので紹介するわ。

若者の恋愛離れについては以前にも衝撃の割合が発覚!独身男性の7割、独身女性の6割に交際相手がいない!?で紹介したけれど、「じゃあいっそ恋愛しないで結婚しちゃえ」って発想は昭和脳の私には盲点だったわね。
でも、すでに芸能界にも「交際0日婚」のブームの兆しはあったのよ。

2015年夏に俳優の山本耕史さんと堀北真希さんの「交際0日婚」。
たくさんの有名若手女優と浮名を流してきた山本耕史さんと、生真面目そうな堀北真希さんという意外な組み合わせのご夫婦には、すぐ離婚するんじゃないかという、ゴシップ好きのマスコミの希望とも、ファンの願望ともとれるウワサが、常につきまとっていたわ。
そんな悪いウワサをよそに、ご本人たちの発言や目撃情報によると、ふたりはとってもラブラブで、2017年1月にはお子さんも生まれたとのこと。

ほかにも放送作家の鈴木おさむさんと森三中の大島美幸さん(2002年結婚)、ココリコの田中直樹さんとタレントの小日向しえさん(2003年結婚)、落語家の林家三平さんと女優の国分佐智子さん(2011年結婚)と、「交際0日婚」でもとっても仲良くやっている有名人夫婦って結構いるのよね。

一般でも、プリモ・ジャパン株式会社が2016年3月、直近1年以内にプロポーズまたは入籍した20~30代の男女500名に行なった調査では、「交際0日婚」をした人は21人。
3カ月以内に結婚した人は約2割、なんと95人もいたのよ!
(ブライダルリング専門店 アイプリモ調べ)

「結婚したいけど恋愛はめんどくさい」と考える若者が増える中、超短期間交際で結婚する「いきなり結婚族」は、すでにトレンドとなっているのかもしれないわ。
若者の恋愛離れや非婚化という社会問題を解決することができる画期的な現象ともいえるわね!

1.実はしっかりプロファイリング済み

「交際0日婚」・「いきなり結婚族」とはいっても、おたがい全く知らないどうしで、
出会ったとたんに目がハート、いきなり
「結婚してください!」
「はいお願いします!」
ってわけじゃないのよ?

実際には、職場の同僚だったり学生時代の友達だったり、基本的な人柄や雰囲気がよくわかっていて、そこから恋愛期間をすっとばしてプロポーズ、ってパターンが主流。
プロポーズまでが交際0日で、そこから家族との顔合わせや結婚式まで数カ月お付き合いしてから入籍している人がほとんどなの。

『逃げ恥』でも、ヒロインの父が仕事を通じて彼の真面目さを知っていたし、
ヒロイン自身も家事代行の仕事を通して彼の人柄を知っていくという設定だったわよね。
全くの初対面の相手にいきなりプロポーズしても、悲しい想いをするか、ヘタすりゃ警察呼ばれちゃうから気をつけるのよ?

恋愛スタートの関係では良いところばかりを見てしまいがちだけど、恋人になる前に普段の姿や人間関係を知っていれば、かえって冷静に相手の本来の人柄や社会性を判断できるわ。
事前に結婚相手としてのスペックをチェックしつつ、お互いに
「この人となら結婚したい」
という直感的な同意があるからこそ、交際0日婚でも上手くいくカップルが多いのよ!

2. 長けりゃいいってもんでもない

「もっとしっかり交際して、お互いをよく知ってから結婚に踏み切ったほうがいいのでは?」と心配に思う人も多いわよね。
ところが、リクルートの情報サイト R25が、結婚10年以内で離婚した20~40代の男女200人に行ったアンケート調査では、いちばん離婚率が高かったのは交際1~3年未満の35%。

交際半年未満と交際5年以上ではともに16.5%(R25調べ/協力:アイリサーチ)と交際期間と結婚継続率にはあまり関係がないという調査結果となっているの。

同棲までした長い春の末の結婚でも破局してしまうことも珍しくないわ。
「もう付き合いも長いし、いい歳だから…」
と結婚したけど、すでに付き合いがマンネリ化していたり、将来設計や夫婦としての責任感、家族としてのあり方に関して、考え方や気持ちの持ちようがすれ違い、別れにつながってしまうことも。

同棲時代なら我慢できたことでも、法的な責任をともなう結婚となると、どうしても許せないってこともあったり…。
やっぱり恋愛と結婚は別ものだから、長く付き合ったからって結婚生活がうまくやれるとは限らないのよね。

逆に交際0日婚や短期間交際婚だと、新鮮な気持ちのまま結婚生活をおくることができたり、夫婦の関係を一から築いていけるという利点もあるわ。
短期間交際だからこそお互い失敗しないように、ある程度の緊張感を保ちながらつきあっていくことで、結果的に結婚生活を成功させることができるのよ。

3.「交際0日婚」は恋愛結婚より妥協がない?

「いきなり結婚族」や「交際0日婚」というとまるで新ジャンルの結婚の形のようだけど、実は昔からあった結婚の形なの。

近代までの日本では、女性には十分な収入を得られる仕事がほとんどなく、大人の女性は生きていくために嫁に行くのが当たり前。
炊事や洗濯は今と違って時間と労力のかかる大変な仕事だったから、家事をする労働力として女性が必要でもあったのよ。
女性は家事労働をする代わりに衣食住を保証される。
『逃げ恥』のヒロインも家事代行の仕事として契約結婚するけれど、これって昔と同じことよね。

また、お互いの親が勝手に結婚を決めてきて、お見合いの席が初対面、ろくに話もしないうちに結婚、という夫婦も珍しくなかった。
それでも事前には、家の格や経済状況、健康状態、仕事ぶり、近所のウワサなどなど、親の厳しい目でしっかりチェックしていたから、交際0日で結婚しても仲良く添いとげる夫婦がたくさんいたのよ。

現代でも、最初に条件を精査して結婚にすすむお見合い結婚は、恋愛結婚よりも離婚率が低いという調査結果(全国仲人連絡会調べ)もあるわ。

「貧乏だけど愛してるから」「夢を追いかけ続ける彼が好き!」と勢いで結婚したけど、愛が薄れてしまったら大後悔、なんて話は私の周りにもゴロゴロしてるの。
金の切れ目が縁の切れ目と言ったら切ないけれど、夢や希望だけでは食っていけないのが現実よね。

愛情という形なき物を根拠とした恋愛結婚よりも、年収や仕事など結婚生活をうまくやっていくための条件を根拠とするお見合い結婚のほうが、破たんする確率が低いのは当然かもしれないわね。

『逃げ恥』でも、「プロの独身」・「童貞」・「コミュ障」の彼ではあるものの、真面目な仕事ぶり、安定した収入、仕事仲間からも信頼される人柄という三大要素はチェック済み。
サッパリした容姿・京大卒という学歴・平均以上の収入と、結婚相手としては3平(平均的な容姿・平均的な学歴・平均的な収入)以上の申し分ない条件よね!

4.結婚するとたくさんのおトクが!

現代は便利な家電がいろいろあって、街には外食やサービス産業があふれ、結婚しなくても生活環境に困ることはほとんどなくなったけれど、社会構造の変化から一人で悠々自適に暮らせる人は減ってきているわ。

『逃げ恥』のヒロインのように高学歴にもかかわらず就職できない人も珍しくない。
たとえ正社員で働いていても、いきなり会社がつぶれたり、収入は何年も変わらないのに税金や社会保険料はどんどんあがっていくという悪夢のような状況にさらされている人が少なくないわよね。

そんな世知辛い世の中だけど、結婚するとたくさんのおトクなことがたくさんあるの!

・生活費が半分に…共働きの場合、同居することで別々に生活していた時よりも住居費・通信費・光熱費の基本料金は半額になる。家族割などのサービスも利用できる。

・税金や社会保険料の優遇措置がある…妻が無職(一定額以下のパート・アルバイトも含む)の場合、配偶者控除が受けられたり、社会保険料の納付が免除される。

・会社からお金がもらえることも…結婚祝い金や出産祝い金、家族手当が支給される会社もある。

独身者の中では結婚すると不自由になるというイメージが強いようだけど、実際にはさまざまな優遇措置が用意されているわ。多少収入が低くても二人なら世帯年収はぐっと上がって自由になるお金が増えるのよ。

さらに、ふたりで料理をするようになれば、外食するよりも金額が押さえられるし、バランスの良い食事ができるようになる。
家事も、力仕事や繊細な作業など、得意分野を担当することでストレスも少なくなるわ。

自分ではわからない体調の変化にも気づいてもらえることだってあるのよ。
スペイン・バルセロナ自治大学の研究によると、既婚者は独身者よりも健康という傾向があるそうよ。
また、アメリカ・ルイスビル大学の研究では、45歳以上の独身者の死亡率は既婚者の2倍近くにもなるとか。

独身の一人暮らしに不安を感じている人なら、お互いに助け合って暮らしていく「結婚」によって経済的にも精神的にも救われる部分は多いわ。

『逃げ恥』第10話ではこんなセリフもあった。

「結婚って安全装置みたいなところもあるよね。
どっちかに何かがあったとき、1人だと大変でも2人いればなんとかなる。
生き抜くための一つの知恵みたいな」

交際0日婚であっても、共同生活によって余裕ができれば、心が満たされて『逃げ恥』のふたりのように新たな愛を見つけることができるかもしれないわよ。

5.運命の相手は自分でつくるもの

私くらいの年齢(アラフォー)になると、結婚している人も離婚している人も、再婚して新しい幸せをつかんでいる人もいるわ。
交際期間にかかわらず、結婚生活がうまくいってる人は、夫婦がお互いにコミュニケーションをしっかりとって、楽しいことも苦しいことも、家族みんなで一緒に体験している人。
自分勝手だったり家族に無関心な人は、離婚や家庭内別居を招いてしまっていることもあるわ。

どんなに気の合う間柄でも、ずっと一緒にいれば理解できないことや納得いかないことだってあるわよね。
夫婦とはいっても元は赤の他人だもの、どうにも相いれないことだってあるわ。
でも、お互いの気持ちに寄りそい、相手を理解する努力を忘れずに過ごすことで、血のつながった親や兄弟姉妹よりも強い心のつながりを持つことだってできるのよ。

『逃げ恥』第8話では、結婚生活について思い悩むヒロインに、母が言った言葉が素晴らしかったわ。

「運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ」
「運命の相手に“する”の」

交際期間なんて関係ない。大切なのは結婚してから。
お互いが相手の立場になって考え、思いやりをもち続けることができれば、交際0日婚でも長い春婚でも関係なく幸せな結婚生活になるはずよ!

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