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彼氏との絆を深める魔法の言葉|独占欲を愛情表現に変える方法

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独占欲の強い彼氏に困ってしまったこと、あるいは、「独占欲が強くて束縛されていると感じる」と彼氏から遠ざけられてしまったことがある人は、多いのではないでしょうか。今回は、独占欲の強いパートナーとの関わり方、そして自分に秘める独占欲との上手な付き合い方をご紹介しましょう。

独占欲とは何か?

聞いたことはある「独占欲」という言葉。どんな意味合いがあるのか、改めて振り返ってみましょう。

独占欲の定義と心理学的背景

独占欲とは、“特定の相手や物を独り占めしたいという強い欲求”のこと。この欲求は、相手への愛情にも通じており、人間関係の中で誰しもが持ちうるものです。しかし、過度な欲求は関係性に悪影響を及ぼす恐れもあります。
また、独占欲が強くなってしまう理由は様々に考えられます。健全な関係を求めるには、それぞれの背景を理解し、独占欲をコントロールする必要があると言えるのです。

独占欲が強くなる原因

独占欲を強く抱えてしまう理由は1つではありません。当事者の心理的・環境的な要因が絡んでいるので、解消するためにはその要因を見つめなおす必要があります。
独占欲は愛着理論と深く関連しています。例えば、幼少期に親からの愛情不足や不安定な愛情の与えられ方を経験した人間は、大人になった後に恋愛関係で過度な独占欲を持つ傾向があります。
他にも、自己価値や自身の存在価値を、他者との関係性から見出そうとしてしまう人。あるいは、過去に大きな裏切りを受けてトラウマを受けてしまった人。高まりすぎた恋愛感情のために、相手に対して嫉妬や不安を抱いてしまう人など、理由は個人の背景に裏付けされています。

独占欲の特徴と行動

かわいいヤキモチと独占欲は、一見線引きがわからないもの。独占欲の特徴や行動パターンとしては、以下の例が考えられます。

・感情的な反応
恋人が他の異性と話している姿を目にした瞬間に不安や怒りを感じてしまう。恋人からの連絡が減少したり、予定が合わなかったりすると「自分のことを好きじゃなくなったのかも」と過度な不安感に襲われる、などが挙げられます。不安が高じた結果、相手に不機嫌な態度を取ったり、怒りをぶつけるようになると関係にもヒビが入りかねません。

・支配欲と嫉妬心
支配欲と嫉妬心は、独占欲と深く関連していると考えられます。
支配欲は、パートナーの行動や意思決定に対して強い影響力を持ちたいという欲求を指す一方、嫉妬心はパートナーが他の人と親しくすることに対する不安や恐れから生じる感情です。嫉妬心から、パートナーの行動を自分の思い通りにしたい、言うことを聞かせたいと支配欲に結びついてしまうことは“独占欲”と同じ意味合いになってしまうのです。

・所有物としての扱い
パートナーを自分だけのものとして捉え、他人との関係や個人の自由を制限しようとする態度は独占欲と言えます。相手を別人格として意思を尊重しようという気持ちよりも、自分の所有物として手元に置いておきたいという思いが先行してしまうのでは、健全な関係構築は望めないでしょう。

独占欲が関係に与える影響

独占欲は恋愛関係において良くも悪くもさまざまな影響を与えます。このセクションでは、独占欲がもたらす影響を解説します。

関係性への悪影響

過度な独占欲は相手を疑いやすくなり、信頼関係が揺らぐ原因となる可能性があります。具体的なものとしては、以下のようなものが考えられます。

・依存心と溺愛
“溺愛”というとポジティブなイメージがありますが、その実態は依存心と紙一重。確かに愛情は抱いているのですが、自己肯定感を恋愛関係の中で見出そうとするので、「自分の支配下である」ことが安心材料になっています。自分の都合や好きなことを押し付けてしまうというのは、対等な関係とは言えなくなってしまいます。

・王子様コンプレックス
一方的に相手に対して理想的なパートナー像を抱いていることがあります。しかし、現実の関係では期待が裏切られてしまうと、感情が乱れてしまうのです。
自己都合で築いた理想像と、現実の相手が一致しないことで不満が膨らみ、コミュニケーションが難しくなる場合があります。そして、相手を理想像に押し戻すために大きな声を出して威圧したり、場合によっては暴力的な側面を出してしまうことがあるのです。

過度の独占欲と嫉妬

独占欲は当事者の2人だけの関係に留まらないことも度々あります。例えば、相手の行動を監視するうちに、異性の連絡先を消させたり、友人とのやり取りに干渉をするなど交友関係にも影響を与えてしまうのです。

独占欲を愛情表現に変える方法

ここまで独占欲をネガティブなものとして紹介しましたが、根本は相手に対する深い愛情。自分の意志を伝える姿勢、そして伝え方に一工夫するだけで“愛情表現”に変えてしまうことができるのです。

魔法の言葉と行動

パートナーを困らせることなく愛情を伝えるのに、「魔法の言葉・行動」があるのをご存じでしょうか。独占欲が強い相手に対しても、その不安を感じさせないように愛情を伝えられますし、独占欲が強い自覚がある人にとっても、束縛することなく健全な関係を構築できるのでおすすめです。

・安心感を与える魔法の言葉
「いつもありがとう」 — 感謝の気持ちを伝えることで、相手に価値を与える。
「あなたがいるから安心できる」 — 相手の存在が自分にとって大切であることを示す。
「一緒にいる時間が楽しい」 — 共に過ごす時間を大切にしていることを表現できる。
「あなたの考えを尊重している」 — 相手の意見や感情を尊重する姿勢を示す。

・愛を示す行動
急に計画したデートや手作りのプレゼントを贈る。― 会っていないときも相手のことを考えていると示す。
相手の話に積極的に耳を傾け、理解しようとする姿勢を見せる。― 自身を押し付けず、互いの折り合い地点を見つけられる。
デートの計画を立て、一緒に楽しむ時間を確保。― 積極的にコミュニケーションをとることで気持ちを確かめ合える。
日常の些細なことに感謝の気持ちを伝える。― 相手の価値や存在意義を認める。
相手の趣味や興味に一緒に参加する。― 相手に共感できる。
困難な時に支えとなり、共に乗り越える努力をする。― 共にいることを大切にできる。互いの良さを再確認できる。

自分と相手の境界を尊重する

どんなに愛し合っているふたりでも、結局は他人。好きなことや価値観は、多かれ少なかれ違いがあります。自分と相手は別人格として線引きが必要です。具体的な対応方法としては以下があげられます。

・お互いのプライバシーの尊重
どんなに好きな人でも、自分自身とパートナーの間にはある程度の距離感を意識しましょう。相手のプライバシーやパーソナルスペースを尊重しようと思うだけでも、独占欲もコントロールができて、結果的に良い関係にすることができます。

・相手の自由と個性を尊重
依存する関係では、恋愛以外の側面が希薄になりがち。お互いが自立し、それぞれの興味や目標を追求することで、依存や不安感を軽減できます。相手のことを想いすぎるようなら、一旦、自分も趣味や友達関係に目線を移してみるのも良いかもしれません。
さらに、相手の行動を全面的に信頼できるとベストです。過去に交際した人でトラウマがあったとしても、今のパートナーは別人。もし不安要素があるのなら話し合いをする必要がありますが、誠実な人と理解しているのなら、自由な時間を尊重することが大切です。

まとめ

恋愛をしている人の多くは、何かしらの嫉妬心や独占欲を持っていることでしょう。しかし、相手をその欲望だけで縛り付けるのでは、長期的で健全な関係を続けることが難しくなってしまいます。独占欲を抱かれているようなら、相手の不安を取り除くように、抱いてしまうなら相手のことを尊重するよう行動することが大切です。

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