結婚・恋愛の達人にインタビューし、婚活が成功するテクニックを紹介してもらう本企画第4回目。
心理コンサルタント・心理学者として活躍し、テレビにも多数出演されている晴香葉子先生にインタビューしました。
全5回のインタビューを通して、いまの婚活のトレンド、そして30代40代の婚活で大切にすべきポイントを社会心理学の視点から伝授します。
目次
晴香先生:
ステップ2は『共感』です。ステップ1で『第一印象』を勝ち取ったら次は「分かり合える」ということが大事になってきます。
男性はプライドを傷つけるような女性は選ばないですし、女性は無責任な男性は選びません。お互いに分かり合って共に生きていけそうかどうかを判断材料にしています。そのためお互いが求めていることを「分かり合える」ということを印象付ける必要があります。
晴香先生:
ポイントとしては「相手の話を否定しないこと」、これがとても大切です。たとえ意見が少し違ったとしても「そういう事ってありますよね」「そんな風に思われるんですね」というように一度しっかり受け取るようにしましょう。そして何よりも、お見合いでの出会いというのは結婚したいという共通点がもともとあるという最大のメリットがあります。なのでそこから「共感できますよ」というメッセージを伝えていって欲しいのです。
例えば「どうして結婚したいと思ったんですか?」という質問をこちらから投げかけます。すると相手が「こういう理由ですよ」って言ったら少しでも共感するのであれば「私もそうです」と是非言ってあげてほしいのです。また「結婚について何か不安な事や心配事はないですか?」ということも聞いてみて、そして相手が「こういうところが心配なんですよね」と言ったら、「ああ、それは私も少し心配です」と返すというように話を膨らませてみれば、「分かり合える人だな」という印象が強く残ると思います。
晴香先生:
特に男女差というところでお話をすると、男性というのは「結果を出すため」に会話をします。そして女性は「関係を確認するため」に会話をします。なので男性は短い言葉のやり取りで最後結果だけ出して別れるんですね。でも女性というのは相づちを打ったり頷いたりしてずっと喋っているという事があります。そのため女性よりも男性の方がつい相づちや促しを忘れてしまうんです。男性こそ是非意識して、相づちを打ったり、促したり、相手の言葉を繰り返したり、「それ分かりますよ」「そうですよね」といった言葉をかけていただけたらと思います。
ステップ2の『共感』はいかがだったでしょうか。
独りよがりにならず、相手のことを思いやった会話ができるといいですね。
次回は「幸せを掴む お見合いの3ステップ」の最後のステップをお伝えいたします。
晴香 葉子
作家・心理コンサルタント・コミュニケーション学研究者。
女性誌からテレビまで、数々のメディアで活躍中。一人一人の幸せにつながり、広がる、心理学について、様々な確度から情報を提供している。著書は76 万部を超え海外でも出版。新刊『もてる「星の王子さま」効果 女性の心をつかむ18の法則』(講談社+α新書)。
ブログ:http://ameblo.jp/harukayoko/
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