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切ない季節にぴったり!泣きたい時に読む本5選

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ひと夏の恋の終わり、楽しいイベントの終わり、夜の鈴虫の音色に・・・秋は何かと切ない気分になる季節ですよね。そんな秋の夜長、何となく泣きたいけど泣けない!そんなあなたにおすすめの本をご紹介します!

辻村 深月『朝が来る』

朝が来る

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「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。
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前半で抱いた感想と、後半から抱き始める感想が、ガラリと変わります。立場が違うとこうゆうふうに思うんだなと、思いながらも引き込まれます。そして最後にやっぱり泣けます。読んでよかった。
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産みの親、育ての親。どちらの事情も切なくて最後には号泣。若過ぎる出産をめぐる当事者や周囲の行動は決して誉められたものではないが、それぞれの葛藤は理解できる。養子を育てる親もここまで出来たら素晴らしい。
http://honto.jp/ebook/pd-review_0627214590.html

2016年にテレビドラマ化されたことで有名となったミステリ小説。子供を育てられる環境にありながら子供に恵まれない女性と、子供を育てられないのに子供をさずかってしまった女性の二人の視点で紡がれたストーリー構成です。主人公夫婦が感情を整理していく様子に感動します。

水野 宗徳『さよなら、アルマ 戦場に送られた犬の物語』

さよなら、アルマ

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いまからおよそ65年前。第二次大戦下の日本では、およそ10万頭ともいわれる犬が殺人兵器として利用されていた。人間と共に戦場に出兵する「軍犬」と呼ばれた犬たちである。軍犬たちの多くは地雷を踏んだり、狙撃手の標的となり儚く命を散らした。運良く生き延びられた犬も、終戦後には戦地に置き去りにされる運命だった…。大好きな主人から遠く離れた場所で、軍犬たちは一体なにを思いながら、永い眠りについていったのか。本書は消え去ろうとする過去の事実をもとに、犬と人間との心温まる関係を描いた物語である。
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犬にとって生まれて来る時代と飼い主は選択の余地のないものですが、与えられた運命に逆らわず、ひたすら飼い主にしたがって生き抜いたアルマの生涯は、飼い主の責任の重要性も今更ながら強く喚起しています。
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もうね、ダメです。題名だけで既に悲しいからいつ徴兵されるかハラハラして、アルマが賢くて良い子てあるほど切なくて終始泣きべそかきながら読了。人間が始めた戦争に駆り出される軍用犬ってなんて悲しいものでしょうか。でも、最期まで太一に愛され、ふたりの絆が固く結ばれていたところが唯一の救いかな。アルマ、よくがんばったね。
http://bookmeter.com/b/4861139457

第二次大戦下で、「軍犬」として戦地に出征する愛犬「アルマ」の物語。主人を信じ続けるアルマのけなげな姿に感動します。泣けるだけでなく、戦争の悲惨さや動物に対する人間の責任などの様々なことを教えられる一冊です。

喜多川 泰『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』

株式会社タイムカプセル社

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夢をあきらめ、居候生活を続ける明日香のもとに、ある日、白いスーツに白い帽子、白い靴の、奇妙な2人組の男が現れた。彼らが差し出したものとは…感動のストーリーとともに人生の再出発への勇気を贈る喜多川泰、デビュー10年目の最高傑作。
内容(「BOOK」データベースより)

今の想い1つ、行動1つで未来も過去さえも変えることが出来る。今の自分は10年前の自分に誇れる自分でいるのだろうか?「こんなはずじゃなかったのに!」と思ってる自分はいないだろうか。一人一人の大切な思い。見て見ぬ振りをしてきた大切な思いを呼び覚ましてくれる一冊です。
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内容も10年前に自分宛に届けた手紙を読んで色々が動き出した5人の物語で心の柔らかい部分をくすぐり、涙を誘います。喜多川さんの作品はどれを読んでも新しい事に挑戦する勇気をくれますが、この作品もそうです。
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いい言葉に溢れている。話の伏線も巧い。登場人物への感情移入もしやすい。感動させたいという思いが、うまく言葉にのっている。泣くまいと堪えている人を見ると、思わずもらい泣きしてしまうような書き方。
https://booklive.jp/review/list/title_id/346349/vol_no/001

10年前に自分に宛てた手紙を受け取り、始まる5人の物語。挫折を味わったり、辛い経験をしたりした人におすすめの一冊です。忘れかけていた夢に向かって再出発する物語の5人に共感しグッとくるはずです。未来だけでなく、過去をも変えられるという言葉が響きます。

小林 由香『ジャッジメント』

ジャッジメント

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大切な人を殺された者は言う。「復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人は言う。「同じ目にあわせてやりたい」と。犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。目には目を歯には歯を―。この法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか!?第33回小説推理新人賞受賞。大型新人が世に問う、衝撃のデビュー作!!
内容(「BOOK」データベースより)

刑を選択し、執行する上での、執行者の苦悩、葛藤、がリアルな情景や心情となって届くため、私自身とても考えさせられ、辛くなりましたが、辛いと思いつつも最後まで読む手が止まらないほど、作品の世界にのめり込んでしまいました。果たして、大切な人が殺されたら自分なら『復讐法』を選択するであろうか?と自問すると同時に、人間とは、愛とはなど、様々な観点から考えさせられる作品です。しばらく、この余韻、世界観から抜けられそうにありません。
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部外者の人間ですら、加害者に対して、「同じ目にあえばいい」と思う気持ちを形にした復讐法。執行者は、もはや被害者側のための法ではなく、国民の無責任な怒りを背負わされている。特に復讐法での冤罪を恐ろしいと感じたが、日本にも、議論は平行線の賛否両論の法があることを考えさせられる。大切な人の理不尽な死に、私はどちらを選ぶだろうか。
http://bookmeter.com/b/4575239704

犯罪者から受けた被害と同じことを、被害者が合法的に執行できる『復讐法』にまつわる短編形式の小説です。『復讐法』で復讐しても、大切な人を奪われた「怒り」や「悲しみ」は決して晴れることがない。そんな理不尽さ、やるせなさに涙が止まりません。

中村うさぎ『あとは死ぬだけ』

あとは死ぬだけ

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中村うさぎ、「形見分け」の書。私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う。だから明日死んでも満足だ。(本文より)
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私の読者は己の歪みに苦しむ人々だ
だがその歪みは矯正されない する必要もない
歪みはあなた自身だ 歪んで生きろ

上は本書からの引用だが、ああ、私が幼い頃にこんな事言ってくれる大人が
いたならば少し救われた気がする。ずっと本棚に置いておきたい本です
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もっと器用に生きられないのか、と思いながら読んだけど、器用に生きられたらそれはもう中村うさぎってひとじゃなくなるんだろうな。けれど、周りから見て悲惨な人生と思えたとしても、本人にとってはそれが「自分の選んだ道」であり、誰に恥じることもない「人生」なんだよね。3人分くらいの人生を生きている感じだな。
http://honto.jp/netstore/pd-book_27945073.html

最後は今年の夏に発売されたばかりの中村うさぎさんのエッセイをご紹介します。波乱万丈な人生を歩んできた著者の半生や思想が詰まった、まさに魂の叫びといえる作品です。「あした死んでも満足だ」と語る筆者の心情には涙を流さずにはいられません。強気に生きてきた女性にこそ、心に響くものがあるはずです!
大人になると泣くことは恥ずかしいことだと感じてしまうかもしれませんが、泣くことで心を落ち着けストレスを減らしたり、気分を切り替えたりできるのです。たまには感情を解放し、思いっきり泣いてみてはいかがですか?

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