マッチングアプリを通じて出会う人の中には、既婚者が紛れている場合があります。こうした既婚者と出会うのは、時間のムダになるだけでなく、家庭を巻き込んだトラブルになってしまうことも。そこで、今回は既婚者がマッチングアプリにいる理由、そして既婚者とのマッチングを避けるためのテクニックについて解説します。
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さて、なぜ既婚者なのにマッチングアプリに登録する人がいるのでしょうか?純粋に友達を探している可能性も否定できませんが、概ね下記のような下心があると思ってよいでしょう。
既婚者がマッチングアプリを利用する一つの理由として、恋愛を楽しみたいという欲求があります。恋愛感情が結婚生活で満たされない、配偶者と違うタイプに惹かれる、という性向を持っている場合、新しい出会いや恋愛のときめきを求め、既婚者なのにアプリを使うことがあります。非日常と言えば聞こえは良いですが、平たく言えば浮気です。
日常生活や結婚生活にマンネリを感じている既婚者は、新しい刺激を求めてマッチングアプリに手を出すことがあります。日常を繰り返す日々が続き、普段の生活に変化がないと感じると、アプリを通じて得られる新しい人との出会いや会話に刺激を求めるようになるのです。
複数の相手と関係を持つことで、他者に対して「モテている」「優位だ」など、認められたいという欲求が、既婚者をマッチングアプリにいざないます。マッチングアプリでの出会いが、既婚者にとっての自己中心的な満足感となります。
結婚生活が長くなると、愛されているという実感が薄れ、自分の魅力に自信を持てなくなることがあります。そんな中で、マッチングアプリを通じて他者からの関心を引くことが、承認欲求を満たし、自分の魅力を再確認する手段となるのです。
家庭内での問題やストレスから逃避するために、既婚者がマッチングアプリを利用することもあります。家庭での悩みや問題を一時的に忘れるために、あるいは家庭の縛りやストレスから開放されるために、外部の人と交流することを選ぶのです。
マッチングアプリを使う既婚者の根底に、マンネリやストレス、承認欲求があることを前章でお伝えしました。とはいえ、既婚者とマッチングはしたくないもの。ここでは相手のプロフィールから既婚者かどうかを見抜く方法をお伝えします。
既婚者は、自分の正体を隠すために曖昧な自己紹介をすることが多いです。写真や職業などの基本情報が非公開で、具体的な情報について詳しく書かず、特に家族や婚歴の部分は空欄になっていることが多いでしょう。自己PRも短文で、「仕事は忙しいですが、趣味の時間を大切にしています」などの一般的な表現が見られます。
プロフィール写真が隠れていたり、そこらへんの景色だったり、アプリで過度に加工されていたりする場合も、既婚者の可能性があります。身元を特定されないようにするためです。
プロフィールから不自然なくらい生活感が感じられない場合は要注意。既婚者は、プロフィールに日常感や生活感がなく、プライベートな情報を極力伏せています。家のインテリアや食事風景の写真などから既婚であることがバレてしまうためです。
既婚者の見抜き方は写真だけではありません。マッチングアプリのメッセージからも、不自然さがにじみ出ます。怪しいと思ったら、内容や頻度などに注意してみてください。
既婚者は、マッチした最初からフランクに接してくることが多いです。壁を作らずに親しくなろうとする姿勢は一見親しみやすいですが、裏を返せば遊び目的だからこそ。緊張感や丁寧さが少なく、馴れ馴れしい、下ネタも普通に使う、などの傾向があります。
既婚者は、家庭の事情やスケジュールの制約から、会う約束がなかなかできないことが多いです。何度も「忙しい」「今は難しい」といった言い訳をして、ドタキャンしたり、遅刻したりと、会うタイミングを引き延ばします。しかし遊びたいためか、不思議とメッセージは途絶えません。
連絡が不規則であることも、既婚者の特徴です。家庭内での時間や状況に左右されるため、日中や休日の連絡が途切れたり、深夜帯などの不規則な時間にのみ連絡が来たりすることが多いです。
既婚者は、自分の都合のいいときにのみ連絡をしてくることが多いです。特定の時間帯に集中して連絡が来る傾向があれば要注意。誰かに隠れて連絡している可能性があります。
万一、プロフィールやメッセージに違和感がなくても、デートが不自然な場合があります。例えば下記の傾向がマッチングアプリユーザーの既婚者には見られます。
既婚者は、人目を避ける場所をデートに選ぶことが多いです。例えば、人気のないカフェや遠くのレストランなど、知り合いに会うリスクが少ない場所を選びます。
予約をしないことも、既婚者の傾向です。デートコースが行き当たりばったりで、計画性に欠けています。特定の場所に長く滞在しないようにしている証拠かもしれませんし、直前まで予定が見えないため、予約ができないのかもしれませんね。
既婚者は、長時間のデートを避け、短時間で済ませることが多いです。家庭に帰る必要があるため、夜遅くまで飲んだり、泊まったりなんてもってのほか。数時間程度でデートを切り上げることが多いです。
デートの約束が平日夜間に集中するのも、既婚者の特徴です。週末や休日は家庭と過ごす時間に充てられるため、仕事帰りなどの平日夜間に会うことを好みます。
既婚者は、支払いを現金で済ませることが多いです。クレジットカードの利用履歴を家庭に見られないようにするため、現金での支払いを選ぶのです。
割り勘を希望する既婚者も多いです。家計の管理をされている場合や、デートの回数を重ねることで出費が増えることを避けたい、レシートを見られてバレたくない、という心理が働くためと考えられます。
ここまでプロフィールやデートなど、表面的な行動で既婚者かどうかを見抜く方法を解説してきました。ここからはマッチングアプリを使う既婚者を見抜くための秘策をお伝えします。
既婚者かどうかを見抜くためには、SNSアカウントのチェックが有効です。アカウントを教えたがらない、やっているのに嘘をつく、などの場合は要注意。また、SNSやGoogleでの検索を避けるため、マッチングアプリのニックネームと本名に大きな隔たりがある場合もあります。友人や住所など、不自然な場所が非表示(未入力)となっている場合もあります。
直接的に結婚について質問するのも一つの方法です。プライベートな質問はのらりくらりと躱せても、案外結婚については答えにくいもの。例えば、結婚願望や、家族についての計画。休日の過ごし方、家族との関係、結婚指輪の有無など…曖昧な回答や話を逸らす場合は、既婚者である可能性があります。
友人に相手のことをチェックしてもらうのも効果的です。恋は盲目といいますが、第三者の目で見てもらうことで、見落としている点や疑問点を指摘してもらえる可能性があります。信頼の置ける友人に、プロフィールやメッセージのやり取りを見てもらうのはどうでしょうか。
最後に、既婚者とマッチングアプリで関係を持たないための、対策を紹介します。
マッチングアプリを利用する前に、そのアプリの利用規約をしっかりと確認しましょう。アプリのなかには、既婚者の利用を禁止している場合があります。既婚者の利用を禁止しているアプリを選びましょう。
信頼できるアプリを選ぶことも重要です。レビューや評価、実際のユーザーの意見を参考にして、安全性の高いアプリを選びましょう。運営がしっかりしているアプリほど、ユーザーの信頼性を確認するためのシステムが整っています。
不審な点があれば、プロフィールやメッセージの内容、デートでの行動などから、既婚者であるかどうかを判断するようにしてください。
マッチングアプリでの出会いには注意が必要です。本人確認がしっかりしているものもありますが、相手に「夫(妻)が相手のスマホに興味を持たない」「仕事用デバイスから連絡するため、人目を気にしなくて良い」「夫婦がそもそも離れ離れで過ごしている」などの環境があると、既婚者でもマッチングアプリを堂々と使う場合があります。
もし既婚者とマッチングしてしまい、気づかずに交際を続けてしまった場合、人生のロスになるだけでなく精神的なダメージも考えられます。
安心できるマッチングアプリを使うこと、それでも不安…という場合は、結婚相談所など別の手段で婚活をしてみてくださいね。