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「遠距離恋愛」にどのようなイメージを持たれているでしょうか。
物理的な距離から、気持ちがすれ違ってしまいそう。先が見えない……といった印象を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、遠距離恋愛を超えて結婚までたどり着いた方は案外たくさんいます。今回は、遠距離恋愛に悩む方に向けて乗り越える方法を解説していきます。
目次
遠距離恋愛を経験したことのあるカップルは全体の77%、そこから結婚した方は30%近くにのぼります。
データからわかるように、誰でも遠距離恋愛になってしまう可能性もあり、そこからゴールインまで果たせることは珍しいことではありません。
ただし、結婚に至るためには乗り越えるべき課題が多く、適切な準備と工夫が必要なのも事実です。
参照記事:https://cancam.jp/archives/339944
なお、遠距離恋愛を経験したカップルは、離れている間に培った信頼関係が結婚後の生活にも良い影響を与えることが多いです。その結果、結婚後も問題を乗り越えやすいと考えられています。
では、遠距離恋愛ではどのような課題が発生するのでしょうか?
具体的に探ってみましょう。
遠距離恋愛では、直接会う機会が限られてしまうため、気持ちが薄れてしまうことが最大の課題です。克服するためには、オンラインでのビデオ通話やメッセージ交換がおすすめ。こまめにコミュニケーションをとっていれば、互いの存在を日常的に感じられます。
さらに、次に会う日を決めておくことで具体的な目標ができて、次のデートまでのモチベーションが上がります。例えば、数カ月ごとのデートプランを話し合い、スケジュールを共有することが効果的。共通の楽しみなイベントをつくっておくことで、関係を保つのも苦ではなくなります。
物理的な距離があると、日々の出来事やお互いの状況を共有しないまま気がつくと「あれ、最後にいつ連絡したっけ……」と疎遠になることも。
これを防ぐためには、日常的に小さな出来事でも報告し合うよう習慣づけ、共通の話題を作っておくと良いでしょう。また、現地の写真や動画を送り合い、お互いがどのような環境で過ごしているかを教え合うこともおすすめ。
また、定期的にサプライズを計画するのも楽しいかもしれません。たとえば、相手の好きなアイテムやお土産を郵送してみると、自分のことを考えてくれていることに嬉しくなるもの。自然と関係にも新鮮味が生まれてきます。
遠距離恋愛のもう一つの大きな課題は、移動にかかる交通費です。特に海外となると往復だけでもかなり大きな出費に。国内外問わず頻繁に会うのは経済的負担が大きくなってしまいますが、「かかった交通費は折半」「会いに行く側が交通費を負担し、会いに来てもらった側がデート費用を出す」など、費用分担のルールを決めるとお互いモヤモヤすることも減ります。
さらに、早期予約や割引サービスを利用することで交通費を抑えたり、ポイントプログラムやマイレージを活用し、次の旅費に充てることも長期的な解決策となります。
物理的な距離が寂しさを増幅させ、現地の別の人に気持ちが向くことも。最終的に浮気に繋がるリスクもあります。相手の気持ちを理解し、定期的に愛情や感謝の気持ちを伝えることで、お互いの信頼関係が崩れないよう意識しましょう。
また、寂しさを軽減するためにも自分の生活を充実させることが重要です。たとえば趣味や仕事に集中したり、友人との交流を増やすことで、会えない時間を「寂しい時間」とするのではなく「恋愛以外に打ち込む時間」に切り替えられると良いでしょう。
遠距離恋愛中に、一度は「一緒に住みたいし、結婚してしまおうか……?」と考えたことはあるのではないでしょうか。しかし、別々に住んでいる現状でタイミングがわからない。
そんな方は必見です。
遠距離恋愛では、結婚後の生活が具体的にイメージできないことも大きな課題。結婚後のライフプランについて話し合い、具体的な目標を設定することが重要です。たとえば、どこに住むか、仕事はどうするか、などを擦り合わせていくことで安心感が生まれます。
どちらかが転職を考えるタイミングは、結婚の好機でもあります。
転職をきっかけに新生活を始めることで、一緒に住む環境も整えやすくなります。
また、転職を機に引越しが必要になる場合は、事前に互いの希望を話し合い、どちらの生活空間に住むのかを相談することが必要です。
予期せぬ妊娠がきっかけで結婚を考えるカップルもいます。驚いてしまう場面ではありますが、結婚に対する覚悟も決まるタイミングとも言えます。この場合、生活設計や育児環境を真剣に考えておきましょう。
また、子供がいることで、夫婦としての絆がより強くなる傾向もあります。妊娠をきっかけに、お互いの価値観や将来の目標を確認しあうのはいかがでしょう。
遠距離恋愛を始める際に「3年後に結婚しよう」といった目標を設定してみるのもおすすめ。あるいは、お互いの貯金の目標金額を設定し、達成したら結婚に踏み切るといったプランでも構いません。
期限を定めておくことで、待つ時間も寂しさも軽減されますし互いの信頼感を高める要因にも繋がります。ポイントは、早めに計画しておくことと、きちんと準備には取り組んでおくこと。
ゴールを決めておけば、辛い遠距離恋愛も頑張って乗り越えよう!という気持ちに変わっていきます。
互いに住んでいる賃貸物件の更新タイミングを確認してみましょう。
更新のときに引っ越せば、費用も安く抑えられます。この機会に、ふたりで生活することを意識してみるのも手段です。
それでは、実際に遠距離恋愛から結婚に至った方たちの事例を見てみましょう。
遠距離恋愛に悩んでいる方も、共感する場面があるかもしれません。
遠距離恋愛は、今まで毎週会えていた関係が月一、半年に一度のペースになったこともあり、物理的な距離の遠さに不安になることもありました。その点、お互いの信頼関係が重要になります。
遠距離恋愛を通して、強い信頼関係を築くことができたカップルは、結婚後も幸せな生活を送ることができる傾向が強くあります。
体の距離が遠いなら、気持ちの距離は近づけておきたいところ。日々の生活を共有したり、マメな連絡を取り合うことで強固な信頼関係を築きましょう。
互いの信頼を深めた結果、結婚に踏み切るカップルも多く見られます。
仕事などの理由で、お相手がその土地を離れられない理由がある場合。自分自身が今の職場や環境を諦める必要が発生してしまうかもしれません。しかし、それでも結婚したいと思えるようになった相手と出会えたことはとても幸せなこと。
これをきっかけに新天地で大切な人と新しい日々を紡いでいくこともかんがえてみてはいかがでしょうか。
遠距離恋愛を長年続けてきたカップルは、結婚後も、困難を乗り越える強い絆がある。
遠距離恋愛とは、どうしても寂しい瞬間が出てきます。
会えない時間をどのように過ごすか、お相手との時間をどのように作っていくかがこれからの二人の関係を左右すると言っても過言ではないでしょう。
この記事が、みなさんの遠距離恋愛の不安を和らげることができますと幸いです。